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2025.09.16

猪苗代湖で学ぶ探究プログラム|水環境保全 × 地域資源活用【福島県・会津】

先日、NPO法人 輝く猪苗代湖をつくる県民会議の先生方と連携し、東北高校の生徒さんたちを受け入れ、猪苗代湖を舞台にした学びのプログラムを行いました!

◆事前学習での宿題テーマ

プログラムに先立ち、オンライン講話の際に生徒の皆さんへ2つの課題を宿題として出題しました。

① もしあなたがこの地域の一員だったら?
『水草』『ヨシ(葦)』『外来生物』など、地域では“厄介者”とされる存在をどのようにワイズユース(賢明な利用)し、地域の未来に役立てられるでしょうか。

② 仙台から来た高校生のあなたが“猪苗代の魅力”を伝えるなら?
『仙台の友達におすすめしたくなる日帰り旅行プラン』や、『仙台と猪苗代をつなぐ町おこしのアイデア』を考えてみましょう。

この2つの課題を通じて、生徒たちに“地域課題をどのようにプラスに転換するか”を考えてもらうことを狙いました。

◆現地での体験プログラム

現地では、水質調査体験を実施。

「きれいな水」と「汚れている水」の違いを比較。

さらに、実際に猪苗代湖で水草回収のフィールドワークを行い、地域課題に直接触れていただきました。

その後、湖の資源を活用して生まれた「猪苗代湖産ひし茶」の試飲も実施。

※現在、新茶の予約受付中です🍵

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地域資源のワイズユースの実例を体感していただきました。

また、体験の後には猪苗代町内にある小平潟天満宮を参拝し、学業成就を祈願しました。

生徒の皆さんは猪苗代観光ホテルに宿泊し、夜には飯盒炊飯を行い、菱の実を殻から剥いて料理に使う体験もしていただきました。

ご協力いただいたホテルの皆様にも、この場を借りて心より感謝申し上げます。

2日目には、事前課題について班ごとに話し合い発表も行い、地域で活動する方々をお招きして交流する機会もありました。

地域の大人との触れ合いを通して、「こんな生き方もあるのか」と生徒たちが新たな選択肢を知り、将来の進路や人生観の幅を広げるきっかけにもなったのではないかと思います。

◆プログラムを通して伝えたいこと

人口減少や地方自治体の財政難といった厳しい現実の中で、いかに持続可能な形で環境保全と地域経済の発展を両立させるか。
この問いに向き合える人材を育てていくことが、私たちの大きな使命だと考えています。

今回のプログラムを通して、生徒の皆さんが自ら課題を見つけ、さまざまな視点から物事を捉え、変化の早い時代に対応できる力を身につけるきっかけになれば幸いです。


◆生徒の皆さんへ感謝を込めて

最後に猪苗代湖の環境保全活動に協力してくれた東北高校の生徒の皆さん、本当にありがとうございました。
そして、宿泊でご協力いただいた猪苗代観光ホテルの皆様にも深く感謝申し上げます。

今年の新茶が完成しましたら、感謝の気持ちを込めてお届けいたします🍵✨


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クラウドファンディング(猪苗代湖の悪役がヒーローに!? いなびし茶を量産し水質改善を目指す)でご支援いただいた企業の皆様です。

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